365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

待望の夏休み。

待ちに待った夏休み。

この夏休みはとにかく心と体を整える事に専念しようと息子に話した。

よく遊び、よく笑い、よく食べ、よく寝て。

勉強は無理にしなくて良い、そう伝えた。

息子はよく遊んだ。

よく笑った。

 

仲の良い友達が遊びによく連れ出してくれた。

 

脳みそが疲れる、と、友達とのオンラインゲームがあまり出来なかったが、少しずつできるようになった。

どんどん、いつもの息子を取り戻していった。

 

私には久々にたくさん遊んでいる様には見えていたが、体力はそんなにもたないとのことで、遊べても3〜4時間ぐらい、つかれたらすぐ休む様に自分では気をつけているとのことだった。

家にいる時はクーラーがあり涼しい為体調が悪くなる事もないな、と本人も自覚していた。

体調が優れない朝は横になる事ができるので体にも心にも負担が少ないらしかった。

自分の体調をうまくコントロールしながら生活をしているのだ。

こんなに楽しそうに日常生活を送れているのに、まだ本調子ではない事に、がっくりとしてしまった。なかなか簡単には治らないのだな。

 

夏休みが終盤に入り、勉強はしなくて良い、とは伝えていても気になる様で、宿題どうしよう、やっぱりやった方が良いかな、とポツリポツリと言い出した。

気になるならやろうか、やるなら手伝うよ、と話した。

ゲームをずっとしている毎日だったが、急に部屋に入り宿題をしだした。

 

担任の先生には、この夏休みは心と体を治す期間にしたいので宿題、勉強は多分しない、と伝えておいた。先生はそちらを優先した方が良い、と言って下さった。

 

中学になり、勉強恐怖症みたいになっていた息子。自ら宿題をやろうと動き出せた姿を見ただけで涙が溢れてしまった。

宿題は全部終わらせる事は出来なかったが、数日間、机につき問題を解く事ができた。

 

なんとか、自分を取り戻す、楽しいと思える日々を過ごせる夏休みにして欲しかった。

こうして、一歩ずつ、息子のペースで前進しよう。