365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

起立性調節障害は家族にでさえ理解されにくい病。

息子が起立性調節障害になって約8ヶ月。診断を受けた当初は足に力が入らず歩く事ができなかった。その為車椅子に頼った生活となった。車椅子で生活をしている為周囲から何か病気なんだとの理解を得られやすかった。主人も親戚たちも、あんな元気な子が…と病気の子としてみてくれていた。時が経ち少しずつ体調が改善して夏休みには車椅子に頼らなくても歩ける様になった。あるけるのうにはなったが息子はまだ起立性調節障害が治ったわけではない。元気そうに見られるようになり主人や義母は、怠け、という目で息子を見る様になった。主人には私がいくら説明しても理解してもらえず苦労している。義母はそんな主人から息子の状態を聞く為、怠け、と思ってしまっている様だった。

主人は相変わらず息子の病気の原因が私の子育てにあると言って譲らない。私が甘やかしたせいで息子は起立性調節障害となり、病気が多少改善した今も私が甘やかして学校を休ませる為どんどん拗らせている、私の子育てのせいで病気になった息子の病気を理解するつもりはない、と言う。

義母からは、確かにあなたの子育ては怒らないし昔から優しすぎると思っていた、と言われた。主人に病気が私の子育てのせいだと聞いたからだろう。本当はとても優しい義母なのにそんな事を言わせる主人に心底腹が立つ。

そんな主人に本当に腹が立った私はある日、意を決して、息子の病状について聞いて欲しい、とお願いし話をし始めた。ところが話し出してすぐにそんな話は聞きたくもない、と怒り出し私もそんな主人に苛立ち怒ってしまった。言い合いの末、私の子育てのせいで息子は全部の子供の中で順位をつけると下位になってしまった、だからその子育てには協力する気はない、と結局病気についての理解を得られなかった。ただ私の怒りが相当な物だと感じた主人は、息子がせっかく良くなってきているのだから刺激するようなことは何も言わないで、という約束だけは何とか聞いてくれた。実際にそれだけは守ってくれていて何気ない話だけしてくれている様だった。息子も主人のその様子には満足している様で生活しやすくなったみたいだった。

息子が落ち着いた生活を送れる様になり私はホッとした。あとは息子がゆっくりと治していくだけだ。

今は息子が元気になる事が最優先。そこが見えたら私は自分の事を考えよう。主人と一生を添い遂げることはもう無理だろう。