365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

インターネットで広がる息子の世界。

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元々は外が大好きな息子だが、起立性調節障害になってほとんど出掛けられなくなった。ちょっと遊んだだけでも疲労感がすごいらしい。その疲労感の事を考えると遊びに行く事を躊躇してしまう様だ。そうなると息子にとって大切な遊び場はインターネットの中になる。YouTubeTikTokをみて、オンラインゲームをして…で1日が終わる。人とコミュニケーションをとる事が好きな息子。オンラインゲームを話しをしながらする事が今の一番の楽しみだ。学校の友達がゲームをしていない時間はゲーム内で知り合った人と話しをしながらゲームをしている。居住地、年齢、学生なのか社会人なのか、好きな食べ物は何か、などなど、ゲームをしながら色々と質問をしている。色んな県の人と知り合い、その県で有名な物を知り、方言を聞き、現在の現地の天気について情報交換し、ゲームをしながら生きた社会の勉強が出来ている。

そんな中、初めて同じ起立性調節障害の人と知り合った、と嬉しそうに教えてくれた。

その子は息子より一学年上の、中学2年生。中学1年の頃から起立性調節障害となり学校は休みがち。学校の事を考えると具合が悪くなるらしい。その子には現在高校生のお姉さんが居る。そのお姉さんも同じく起立性調節障害で約5年間もの間患ったが、晴れて高校生になり元気になって皆んなと同じ様に学校に行けている、とのことだった。そんな話をゲームをしながら聞いた息子。僕も高校生になったら皆んなと同じ様に学校行けるようになるんだという大きな希望をもらったと話してくれた。息子はいつもニコニコとしていて辛い、苦しい、をあまり表情に出さないし、気持ちを言葉にする事が苦手だ。こうして息子の話を聞くまでは今のこの現状が不安である事を知らなかった。ゲームが思う存分出来てラッキー、そんな感じだと思っていた。もしかしたらその子と話したおかげで自分の不安に思っていた部分が自分でもはっきりとわかり、語源化出来たのかも知れない。

今の息子はインターネットで繋がった人たちに支えられている。色んな場所に居るが、いつかその1人1人に会って、あの時はありがとう、とお礼をして周れたら楽しいだろうな。