365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

起立性調節障害になってからの食事。

起立性調節障害になってから食事量がグッと減った。病気になる前は、毎朝、ご飯、大根の味噌汁、ベーコンエッグ、ヤクルト、をしっかり食べて登校していた。これだけ食べても2時間目には腹が減ると言っていた。

ところが調子が悪くなってからは朝は起きれなくなり、朝食が食べれなくなった。ゆっくり起きてきてしばらくしたら味噌汁だけ食べたり、ウィンナーだけ食べたり、ヤクルトだけ飲んだり…そのうち全く食べなくなった。プロテインが良いのでは?との主人の提案でジュニア用ザバスを朝食の変わりに飲むようにした。美味しいとのことで2種類の味をその日の気分で楽しんでいた。これは結構続けられた。学校を休む日が増えてからは、日中は私が仕事でいないため色んな味のウィダーインゼリー、ヨーグルト、プリン、を冷蔵庫にストックしておいた。カロリーメイトやスティックパンなども常に置いていた。私がいなくてもすぐに食べれる様にしていた。目玉焼きや味噌汁などを作っておいて出かけることもあったが食べていない時が多かった。カロリーメイトなどの方が寝転びながら食べれるので良いらしかった。

久々に登校できても給食をみんなと同じ量を食べる事が辛く給食時間を嫌がった。

ほとんどの日が夕食だけの1日1食になった。この夕食もそんなに食べれる訳ではない。

起立性調節障害で朝は起きれない事が仕方がないのと同じで、食べれないことも仕方ないと知った。これもまた見守るしかなかった。

しばらくそんな日が続いたが、登校時間を息子の体調に合わせたり、無理して登校をしない様にしたら、少しずつ変わってきた。家に1人でいる時間にYouTubeで見た簡単なレシピを自分で真似して作って食べる日が出てきた。例えば、アイスクリーム、最高の卵かけご飯、ピザトースト、インスタントラーメン、などなど。仕事から帰ると、これ上手いから食べて、と味見させてくれたりした。ただ布団でゴロゴロするだけでなく、起きて何かを食べようとする様になった。体と心を休める事で余裕ができ、食欲に気持ちが向いてきた様に見えた。まだまだ日により差はあるが…食欲が出て、しっかり栄養が体につくようになると、次はなんだろう。「動」に気持ちが向くのだろうか。今は、心、体に、栄養を少しずつ付ける時期なのだろう。

ひたすら見守る日々は続く。