息子の気持ちを聞くことができ、
こちらの意思を先生にも伝えられて、
6月頃から息子の負担が軽くなる形での生活が始まった。
息子の為とはいえ、これが結構大変。
朝、10時ごろ仕事を抜けて、息子を迎えに行き、学校の準備を一緒にして送り届ける。
帰りは1時ごろに、
仕事を抜けて学校に迎えに行く。
落ち着いて仕事が出来ず、
仕事がたまっていく。
あっち行ったりこっち行ったり、結構ヘトヘト。
疲れが溜まってきて、イライラもしてくるが、
息子にはあたらないように、深呼吸。
それでも言葉が何となく強くなってしまう。
これがなかなか難しい。
主人はあまり、この登下校の方法が気に入らず不機嫌。その上、私が抜けるため、仕事が溜まり疲れが溜まってきている様子。
それでも、この方法を続けてみるしかない。
ある日の朝
布団に横になっている息子に
主人が、学校にちゃんといく様に、と急に話しをしだした。
泣きじゃくる息子。お腹痛いよ…
やっと、方向性が決まったところだったのに。
本人はちゃんと自分の置かれている状況を理解している、これ以上のことを何も今は言わないで欲しい、と息子をかばった。
結局、俺は、子供たちの事に関わったらダメなんやな、おまえは頑固だから他人の意見を聞き入れられないんだ、と主人は拗ねてしまった。
息子とは少し近づいたが、
主人とは大きな亀裂がはいってしまった。