365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

入学式当日、まさかの入院。

前日の神経内科のクリニックの紹介状により、

翌日、市立病院を受診する事になった。

入学式に出席した後、

午後からの受診となる。

 

中学校の入学式は

小学校の担任の先生から

中学校に連絡を入れてくれており、

車椅子を準備してして下さっていた。

本人は、

さすがに初日から車椅子は嫌だ、と、

何とか頑張って自分の足で

参加する事になった。

ふらふらになりながら、

友達にもたれたりしながら、

何とか全ての行事を参加し終えた。

 

入学式終了後、市立病院へ。

診察室にすぐ呼ばれた。

このまま検査を引き伸ばしても仕方が無いのでこのまま入院して全て検査をしてしまいましょう。その間の足の状態の経過を見ましょう、

と言われた。約10日間の入院予定。

入学早々、入院となる。

そのまま、バタバタと入院の手続き。

 

入院初日、採血と髄液検査とのこと。

まずは採血。

検査項目が多い為、採血量が多いとのこと。

ナースステーションに連れて行かれた息子。

しばらくして青ざめた顔で、

車椅子に乗せられ病室に帰ってきた。

採血をした事で貧血状態になり、

気を失ったらしい。

すぐに髄液検査の予定だったが

少し休ませてあげましょう、

と病室のベットで横になる。

ちょうど昼食時間だったが、

1時間後で髄液検査をするので食事は取らないで、と言われた。

激しい痛みやら、髄液をとる体勢やらで吐いちゃう事があるらしい。

少し仮眠とっていると、

先生が髄液検査のため迎えにきた。

車椅子に乗せられ寝ぼけた感じで検査に行った。私は病室で待機。

 

しばらくして、ベットに乗せられたまま息子が戻ってきた。しゃくり上げて泣いている。

髄液検査はだいぶ痛いので、、、と先生。

よく頑張ったね、と声を掛けてもらっていたが

返事をする気力もない様子。

 

病室のベットに移してもらい、

泣きながら寝てしまった。

 

小さい子供なら、

お母さん痛かったよ、と

泣いて甘えてこれただろうに。

今の息子は思春期でしかも場所は病院。

人の目が気になるお年ごろ。

ぐっと歯を食いしばって布団に潜っていった。

ずっとヒックヒックと

しゃくり上げる声がしていた。

私が泣いちゃいけないと思いつつ、

涙が溢れて止まらなかった。

何でこんな事になっちゃったんだっけ???

そのまま、泣きながら寝入った息子。

しばらく寝たら、夕食が出てきた。

朝からなにも食べてなかった息子。

う、うまい!とワシワシと完食し

元気になった。

 

息子がだいぶ落ち着いた感じだったので、

私が家に帰る事を伝えた。

えーー、と少し不安そうな表情。

でもスマホのおかげで、

友だちとLINEのやり取りができて、

気が紛れたみたいだった。

いや、むしろ楽しそうだった。

安心して家に帰った。