迎えた卒業式。
卒業式当日。
車椅子を押してくれる友達を
本人が指名したとのこと。
出席番号は離れていたが、
息子に合わせて座席を
セッティングして下さった。
卒業証書の授与は、
校長先生がステージからおり、
息子の元に持って行くスタイル
にして下さった。
元々、恥ずかしがり屋な息子。
耳を真っ赤にして照れ笑いしていたが
友達、先生がうまくフォローして下さり、
わたしにとっては感動的な卒業式となった。
卒業式の後、
校庭でみんなワイワイと楽しそうに話している。
自由に、歩けない息子。
花壇の塀に腰をかけていると、
友達が次々とやってきて
「おい、大丈夫かー」と声をかけてくれる。
友達と写真を撮ったり、
話をしたり、
なかなか友達と遊べなかったので
久々に友だちとの自由な時間を
過ごせたみたいだった。
本当に良い一日だった。
なんでもできないと諦めるのではなく、
まず、できる方法を考えよう、と思った。