365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

卒業式をどうするか。

起立性調節障害とわかり投薬が始まる。

一歩前進した、という前向きな気持ちと

主人とどう向き合っていけば良いのか、

モヤモヤとした気持ちと混在。

 

息子は、夏休みまでには治す!

と意気込んでいた。

息子のためにも主人とは仲良くしていなければ、、、

 

そんな中、卒業式の練習が始まっていた。

息子は起立、着席、をすると眩暈がする上に、

日によって足の力が入らず立って歩く事ができない。

着圧ソックスが良いとアドバイスをうけ

履いて数日過ごすが、

あんまり変わらないとのこと。

もう卒業式出たくない、と息子。

 

放課後、学校に行った。

担任の先生に相談する為だ。

連絡もせず急に行ったにも関わらず、

校長室に通して下さり、

校長先生、教頭先生、担任の先生、が

話し合いの場を設けてくれた。

 

校長先生が、

お母さん、車椅子で卒業式に出る、

というのはどうでしょうか?

車椅子は学校にありますので。

と提案をうけた。

卒業式を休もうか、と

相談に行ったつもりだったが、

息子がどうやったら

卒業式に参加できるかを

考えて下さっていた。

車椅子での参加理由としては2点。

・体への負担を考えて。

・みんなと同じパイプ椅子に着席したままでも参加も可能ではあるが、本人が保護者からの視線を気にするだろう。車椅子という事で目立ちはするが、何か体調が良くないことは明らか。あの子、椅子に座ったままだけどなんで?という保護者からのなんとなくの雰囲気を本人が味合わなくて良いのでは。

との事だった。

 

卒業式を出ない方向で考えていた、

と伝えると、

校長先生が

それはダメですよ、お母さん。6年間頑張ってきたのだから。

節目はとても大切です。

と言って下さった。

 

これまで息子の状態を誰に

なんと相談して良いか分からず

ずっと1人でオロオロする日々を

送っていた私。

主人とも分かり合えない。

そんな時に先生の温かい言葉。

あ、味方がいてくれた、

と涙が溢れて止まらなかった。